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2006年4月

2006年4月30日 (日)

さいえんす? 東野圭吾

さいえんす? 東野圭吾のエッセイ集だ。

その名が示すように、技術屋としての観点から世の中のことをとりあげている、技術系出身である筆者ならではのエッセイである。私も彼と同じく、電気工学科出身なのだが、そのせいか、このエッセイは共感する部分が多い。

私が特に印象に残ったのは、「誰が彼らの声を伝えるのか」というエッセイだ。

「一般社会」にいおいて、「理系」あるいは「技術系」の人々の状況がいかに理解されていないかを述べている。半分愚痴っていると言ってもいいかもしれない。
特に編集者に「工場のシーンはいらないんじゃなですか。地味だし、難しいし、読者が喜ばないと思うんですけど」と言われた件だ。東野圭吾氏は、ストーリー上必要だと説明するが、なかなか理解してもらえないことを嘆いている。

実を言うと、逆に、そういった工場シーンの描写、あるいは、技術絡みの描写は、私が大変気に入っている点のひとつなのだ。

たとえば、「変身」の中で工場でのシーンが度々出てくる。主人公が脳移植手術を受けた後、人格の変化により、職場で周囲との対立が発生していくが、その中で、仕事の内容や改善提案の話しが出てくる。それらの描写や、その改善提案が発端で周囲との対立が生じていく様子を非常にわかりやすく描いている。
東野圭吾氏は、工場という組織をよく理解した上で描写していることがよくわかるのだ。一般的な小説なんかだと、何のためにそれをやるの? と今ひとつ理解できないものが多かったりする。なんとなくスッキリしなくて、気分が良くないのだ。実は、筆者も本質をよく理解せずに描いているのではなかろうか。
その点東野圭吾氏の文章は分かりやすい。収まるべき物が収まるべき場所に収まったという心地用意感覚が得られる。曖昧さを嫌うのが理系人間としての特徴なのかもしれない。

結局、私は、その編集者が想定しているふつうの読者ではないのかもしれないが、では、「一般の読者」はどう思っているのだろう?

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2006年4月29日 (土)

「どちらかが彼女を殺した」東野圭吾

最後まで読めばすべてが解るのかと思って油断してた・・・(^ ^;)
どちらかが殺したのか? を、自分で考えなくちゃいけなかったのだ。

「推理の手引き」なるものが、巻末袋とじになっているのだけど、これもヒントだけなので、結局自分で考えなければならない。そのヒントを見てもなお、ややこしくて頭が混乱した。

東野圭吾氏は面白いことを考えますね。

この本の中で印象に残ったのは、殺された園子の兄で警察の交通課勤務の康正が、レーダーで速度違反取り締まり中、違反者とのやりとりをする場面で、
「我々が今回使っているの計測器は日本無線の製品ですがね。まだ一度も裁判で負けたことがないんですよ」
と、実在の社名が出てきたことだ。
普通、実在の会社名は出てこないので、ちょっと不意を突かれてびっくりしたのだ。でも、M社のことを書くとしたら、実社名は出さなかっただろうけど。裁判の方も微妙な状況だし。

違反者と警官とのやりとりも、交通違反対応マニュアルを頭に入れていたと思われる違反者と警官のせめぎ合いといった感じで、週間プレイボーイの記事を彷彿とさせる。実際の社名が出ることで、さらにリアル感が増しているのだ。ちょっとしたところにも、東野圭吾氏ならではの描写が光る。

それで、結局どちらが殺したのか?
それは、読んでみてのお楽しみ。

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2006年4月22日 (土)

99.9%は仮説




「99.9%は仮説」  竹内薫著 光文社新書

本屋で見つけて面白そうだと思って買った本です。


科学とは何か? という本質について判りやすく解説した本だ。

例として、飛行機がなぜ飛べるの本当は判っていない、という話しが登場する。

飛行機の翼に浮力が生じる原理については、よく、ベルヌーイの定理を用いて説明されたものを見かけるが、私はそのわかった様でわからない理屈がいまひとつ理解でず、かねてから納得できないものを感じていた。
そのこともあって、この本に飛びついたのだ。

科学的、という言葉を持ち出すと、みんな何か正しいのだと思いこまされてしまいがちだが、実は、それらは仮説の上に成り立っていて、その仮説が正しいかどうかは判らないという。ある時代には常識とされていたものが、後世くつがえされるものがたくさんある。

科学とはいったい何なのかをやさしく教えてくれる一冊だ。

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富豪刑事デラックス

あのぉーー ちょっとよろしいでしょうか?

楽しみにしていた富豪刑事デラックスが始まりましたねえ。

何と言っても深田恭子の可愛い顔が見られる点が第一。
それに、あまり深く考えずに気楽に見られる点がいいですね。
くさい芝居と毎度お決まりのパターンが安心感を与えてくれます。

焼畑署で、捜査状況の説明後、

あのぉーー ちょっとよろしいでしょうか? と手を挙げると周囲の空気が

富豪ならではのスケールが常識をはずれた突飛な提案。
周囲の非難の声、しかし、なぜかいつも最終的には受け入れられてしまう。
美和子が喜久右衛門おじいさんに、捜査の協力を依頼すると、
お決まりのおじいさんの一言。

おまえは警察でもうそこまで大きな仕事を任されるようになったのか。
正義のためにわしの財産を使ってくれるとは・・・・・
おまえは天使のような子じゃ。

そして、昔の悪事の数々をしゃべる喜久右衛門おじいさん。

鎌倉刑事の山下真司もピッタリの役柄です。
思うに、山下真司は、昔の「太陽にほえろ」とか、スクールウォーズといった単なる熱血漢という役よりも、むしろ、今回の役や、ケータイ刑事シリーズの五代刑事の様に、一所懸命だけどもあまり有能ではないといった役がピッタリですね。

第1話は完結だと思ってたらちがうのね。
とにかく、今季、最後まで見ようと思う番組のひとつです。

あっ、そういえば、クロサギは2回目も見損ねてしまいました。
富豪刑事デラックスの第1話が10:09までで、クロサギと9分間オーバーラップしているので、別のビデオで録画しておかなきゃいけなかったのに、忘れていた。

この10:09までという放映時間は、日テレのクロサギつぶしですな。

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2006年4月19日 (水)

クロサギ見損ねた・・・

先週は残念なことにクロサギ第1回を見損ねた。

野球の延長で録画時間がずれたから、最後まで撮れていなかったのだ。

野球延長があるのを見落としていたのもいけなかったが、
どっちにしても、その後に「てるてるあした」の予約を入れてあったから、
15分の延長しかできない状態だった。

録画計画が狂うから、野球放送の延長はやめてくれーーーーー。

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2006年4月 9日 (日)

凝り性

私って、昔から凝り性で、どうもはまっちゃう質です。
こういうのを、「馬鹿のひとつ憶え」というのでしょうか。
ここのタイトル一覧を見ても、えらく偏ってるし。

最近は、なんといっても白夜行に東野圭吾

ここのところ、本屋に立ちよるとついつい、東野圭吾の本を買ってしまいます。

ドラマの影響でとりあえず「白夜行」を読んでみて、なかなか面白いなと思い、次は直木賞受賞作の「容疑者xの献身」を読んでみて、これで一気に火がついてしまいました。その後は、「片思い」、「分身」、「レイクサイド」、「変身」、と、立て続けに買ってきて読んでおります。今日もまた、「あのころ僕らはアホでした」を買ってしまいました。
主人公の置かれた状況が、どれも結構特殊だったりするんだけど、そんな人々の心情がよく想像できるなあと感心します。

ミステリーと言えば、20年前には、西村京太郎(マイ)ブームというのがありました。十津川警部が活躍する、いわゆる鉄道ミステリーものですね。

そして、コミックではやはり20年前頃。弓月光あだち充
ほとんどすべてのコミックを買いあさりましたが、ある時期、すべて処分してしまいました。
弓月光で読んだ最初は、高校の時、友達に借りた、「ボクの初体験」「エリート狂走曲」にはまり、以来、大学に入ってからも続くのでありました。

それから、あだち充は、「タッチ」、「みゆき」、「ラフ」
高橋留美子については、「めぞん一刻」のみに凝った。「うる星やつら」にはあまり興味なし。

しかし、弓月光もあだち充も、なつかしいという感じはないですね。だって、あれから20年も経っているのにまだ活躍しているし、コンビニでもコミックを見かけるし、テレビや映画化されたりしていますから。ほんとうに息が長いですね。

息が長いといえば、あの1980年代に始まって、未だに続いているものって結構ありますよね。
たとえば、音楽業界では、サザンオールスターズの桑田佳祐。オフコースの小田和正。
お笑いでは、タモリ、ビートたけし、島田紳助、明石家さんま。

笑っていいとも!」の第1回は見た記憶があります。
あのころは今と同じくお笑いブームで、フジテレビの昼は、「笑ってる場合ですよ」という番組があっていろんなお笑い芸人が出ていたのですが、それが突然終了し、あのころ、まだ、メジャーとはいえなかったタモリが突然昼の番組抜擢され、この番組が始まったわけです。テレフォンショッキグも、最初の頃は、次に呼ぶ人に、なんの事前アポもってないですから、スリルがありましたね。
この番組もしぶとく続いています。

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2006年4月 8日 (土)

国家の品格

「国家の品格」がベストセラーとなっていますが、私も読みました。
なるほどとうなずける点も多かったし、面白かったですね。

いくつかのテレビ番組に出演しているのを見ましたが、本人はちょっとくせのありそうな人のように見えました。この本での主張も、一般の常識を覆すような主張もあり、くせがあるといえるかもしれませんが、でも、実は、正論ではないかと思いました。

特に、数学者である筆者が「論理だけではだめなんだ」と説いているところが興味深いですね。というより、むしろ、数学者だからこそ、一般に使われている論理の穴、限界についてよく理解しているのだと考えた方がよいのかもしれません。

私にとって説得力があったのは、「不完全性定理」に関する記述です。
物理学における「不確定性原理」というのは知っていましたが、これについては初めて聞きました。
数学の世界ですら、何でも論理で証明可能なわけではないんですから、いわんや、一般社会において、論理で押していけば真理とか正解にたどり着くわけはないのだ・・・・・と言うことですよね。

私も、その主張には賛成です。
たとえば、ディベートというものがあります。
最近ではあまり見かけませんが、昔、テレビ番組で取り上げられていまいた。
ある命題について、2チームが肯定、否定の立場に分かれて、相手を論駁して勝敗を競うものですが、つまりは、相手よりスキルが高ければどちらの主張でも勝てるというゲームなんですね。ここでは、論理は攻撃の道具でしかなく、まさに、導き出される結果が、真理や正解とは限らないことを示す例だと思います。

そんなことよりむしろ、論理を駆使して、何かを主張しようとしている、その動機、理由が何かということであって、つきつめれば、それは理屈では説明できないものに到達するのではないでしょうか。
だからこそ、いくら議論しても折り合わないという事態が往々にして起こります。その大本こそ、結局、情緒だとか非論理的なものなのではないのか?

ということを思ったりしました。

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純情きらり 宮﨑あおい登場

「純情きらり」 第1週目で木曜日、あおい が登場しました。

彼女が時々見せるの悪戯っぽい表情がすてきですね。

ケータイ刑事「銭形愛」で、エンディングの
お決まりの五代刑事とのやりとりで
見せる表情を思い出します。とっても魅力的なんですよ。
演技もよくって、銭形4姉妹の中では、五代刑事(山下真司)とからみが
最もしっくりきてました。

今後もひきつづき「純情きらり」を見ていこうと思ってます。


GYAOにて、映画「初恋」のインタビューOA中です。

http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0010813/

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2006年4月 4日 (火)

純情きらり

「純情きらり」第1回を見ました。

朝の連続ドラマを見るのは多分30年ぶりくらいだと思うのですが、15分という長さに慣れてなくて、あれ、もう「つづく」かよ! という感じで、番組の流れのタイミングがまだ掴めていません。
朝も昼も見れないので、HDレコーダで録画しておいて、帰ってから見るというパターンになります。ですから、私とっては「夜の連続ドラマ」ということになります。
「夜の」ってつけると何か変ですね。夜のお菓子「うなぎパイ」!!! みたいで・・・

しかし、この番組のテーマ曲ですが、特徴もなくてぽわーっとしていて今ひとつですね。何十回聴いても憶えられないような気がします。メロディーにもう一ひねりできないものでしょうか?

このドラマ、まだ面白いのかどうか分かりませんが、とにかく、宮﨑あおいが登場するまでは見続けることにしよう。

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2006年4月 1日 (土)

N’sあおい

録りだめしてあった N’sあおい 3本を見ました。

面白かったです。
何と言っても石原さとみの唇がいいです! <--内容と全く関係ないし
閉じるとちっちゃくて、それでいて適度な厚みがある。

山口百恵、荻野目慶子に並ぶ美しい唇の持ち主といっても過言ではない。(やや意味不明)

しかし、歌はちょっとひどいですね。
今、新堂本兄弟 の録画を見てて、「桜木町」を歌っているのですが、かなりひどいです。
はっきり言いすぎてごめんなさい。


今季のドラマで全部通しで見たのは、結局、この「N'sあおい」の他、「白夜行」、「時候^H^H時効警察」で3番組でした。

ガチバカアンフェア神はサイコロを振らない は1回でパス。
小早川なにがしの恋輪舞曲(ロンド)けものみち は1回も見ず仕舞いでした。
それから、食いタンは、だいたい見たのですが、それほど面白いとは思わなかったですね。ただ、男っぽいキャラの京野ことみは割と良かった、もしかして私はMなのかも(^^;)。 伊東四朗は、とぼけた演技もシリアスな演技も味があって昔から好きです。

というわけで、来期の新番組は何が面白いか、期待して待ちましょう。

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爆笑問題のススメ最終回・・・を見損ねた

大変ショックなことに、爆笑問題のススメ、4月1日最終回を見損ねてしまった。

不覚!!

録画セットしてあったのに、野球の延長か何かあったのか?こんな時に。

昔、一度それで痛い目にあって、以後、+1時間録る習慣になっていたのだが、シーズンオフで野球中継がなくないので、最近油断していたのだ。

言わせてください。

野球中継の延長なんかやめてしまえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
録画スケジュールを狂わせる諸悪の根元だぁぁぁぁぁぁぁぁ
CMを飛ばして見る録画派への嫌がらせかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

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