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2008年11月24日 (月)

それ、知らんかっとってんちんとんしゃん

という言葉をふと思い出して懐かしくなった。

YMOのアルバム 
サーヴィス SERVICE の中に出てくる、
S.E.T.のコント(といっても声だけ)に出てくる台詞だ。



S.E.T.  (SUPER ECCENTRIC THEATER)
は、
三宅裕司ひきいる劇団だが、当時はまだ、
彼も劇団員の小倉久寛も無名。
かたやYMOは、すでに、テクノポリス、RYDEEN、中国女など、
シンセをベースとしたテクノポップで一世を風靡していた。

そのYMOとS.E.T.のコラボというのが、
どういう経緯で実現したのか不思議だ。


YMOデビュー当時、すぐれたシンセサイザーが世に出始めた
頃で、それを使ったインストゥルメンタル曲で、ブレーク。
それが、テクノポリス、RYDEEN、中国女 といった曲だ。
そして、それは、テクノ とか テクノポップ と呼ばれるようになり、
国内外に大きな影響を与えた。

SERVICEが出たのは、YMO後期じゃなかったかと思う。
「散開」後にそのライブコンサートを収録したアルバムが、
AFTER SERVICEで、それと対応しているんですよね。
私がYMOを聞くようになったのは実はこのころからで、
デビュー当時、もてはやされていた頃は見向きもしなかった。
どうもみんなが聴くものは聴きたくないという、
天の邪鬼な性格によるものだろう。
しかし、SERVICEのころから、特に坂本龍一と傾倒しはじめ、
散会後の「音楽図鑑」は聴きまくった。


さて、SERVICEのLPだが、持っているとばかり
思っていたのに、カセットしか見あたらない。
どうも借りてきて録音しただけらしい。

Service









これが、そのテープだが、今でもちゃんと再生できる。
右側、曲名がドットインパクトプリンタで印刷されている。
時代を感じさせる~。

曲とS.E.Tのコントの紹介

1. Limbo

この曲、途中に入る、外人?の低音の台詞がすてき。
YMOの歌より存在感がある。

その次のコントで、
この「知らんかっとってんちんとんしゃん」が登場する。

「あなた、ひどい誤解だわ。
 帰りが遅くなったのは、あなたのお誕生日の
 プレゼントを買っていたからなのに...(泣く)」
ガシャーン
「それ、知らんかっとってんちんとんしゃん」

この台詞が面白くないといって、
監督の三宅裕司から駄目出しが出て、
何度も繰り返す。
助監督がやると、大して変わらないのにみんな大受けする。
実に馬鹿馬鹿しいが、
基本的にこのアルバムのコントすべてがそうである。

2. The Madman

この歌の歌詞に大した意味があるとは思えず、
どう考えても放送禁止用語を連呼したいだけだと思う。
Here the mad man call.
まあ、そういったたぐいの歌は結構あるもので、
おふざけみたいなものかもしれない。

例えば、米米CLUBの KOME KOME WARは、
関西人には微妙に聞こえるだろうし、
サザンの マンピーのg★spot にいたっては、
放送禁止用語なので、「ピー音」を入れただけだよね。


それに続くコントは、丸越万太探偵事務所のCMだが、
バックに使われている曲が、
カシオペア (CASIOPEA)
アルバム Mint Jamasに収録されている Time Limitだ。
カシオペアといえば、あの鉄道好き 向谷実
キーボードをやっていたあのインストゥルメンタルのバンドだ。

なんとかっこいい曲なんだろう、と思って、
その後、カシオペア ファンになった。

3. Chinese Whispersに続くコント

三宅裕司が初舞台ということで、
舞台の袖で待機しているのだが、
役も分からないければ、台詞も分からないという
あり得ない設定ですすむ。

4. 以心電信に続くコント

LPでは B面最初がコントとなる。
落盤事故で閉じこめられた設定で、
YMOのメンバーも加わっている。

YMOのメンバーの台詞も結構面白くてね。

高橋幸宏は閉所恐怖症とい設定で、「狭い、暗い...」
と恐怖におののき、、
坂本龍一は、「貴様それでも軍人か」みたいなノリの
力んだ感じがおかしく、細野晴臣は逆にとぼけた感じ。

ガスが漏れてないか調べろと三宅裕司がいっているところで、
「すー、すー」という音を出している細野。
皆が「ガスだ!」と口々に叫ぶと、
「・・と言っているのは私ですよ」と細野。

そして一言二言会話をかわすが、
その時点で細野だとわからないはずはないのに、次のように訊く。
三宅 「誰なんだそんな事を言っているのは?名前を言え」
細野 「細野です」
皆   「細野!」・・・と非難の声
このパターンの繰り返し。

5. Shadows on the Ground に続くコント

大学受験講座のコント、といっても、
これは、三宅裕司ひとりでやる。

擬態語の問題で、「リンチ」なる小説から、

私はやつに顔を(  )と殴られた。
そこで私は腹を(  )と殴り返した。

いずれも、ブシッ とか、ブンとか、
文字で表現できないような音が正解という
馬鹿馬鹿しい問題。当時結構受けたね。

そして、諺問題として

猫にこんばんは
寝る子は起きる
逃がした魚は泳いでる
話の腰をもむ
犬も歩けば猫も歩く
腐っても食う

腐っても食うなんてのは、三宅裕司の売れない時代の
実話みたいだけど。

6. See-Throughの次のコント

三宅裕司が、銀行に電話をかけ銀行に爆弾を仕掛けた
と電話をかける。
電話に出た銀行員に、爆破するぞと脅しながら、
いろいろと馬鹿馬鹿しいことをやらせる。
最後には、三宅裕司が、「馬鹿だこいつは」
と言って笑う。
 
7. Perspective

歌はともかくとして、ピアノの和音が美しいな。
こういう曲を作るのはやっぱり教授だね。

一番最後のコントは、笑えると言うよりは
家庭の幸せをわざとらしく表現するみたいな感じ。


懐かしいアルバムです。

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コメント

ありがとうございます!
兄のカセットテープをこっそり聴いて、大爆笑をしていました。
記憶の中の、
それ、知らんかっとんてんちんとんしゃん。。。
まさか、検索でヒットするとは思いませんでした(笑)
YMOという記憶があるものの、まさか本当だったとは⁉
数十年経ってはじめてアルバム名も知りました。

投稿: | 2012年10月13日 (土) 22時54分

コメントありがとうございました。
といっても、このブログ放置してあったので、
レスがものすごく遅れましたが。

あっ、Googleで検索したらほんとにトップだw
ちょとびっくり!

この記事がお役にたてたようで、うれしいです。

投稿: ラフ | 2013年2月23日 (土) 06時28分

 SERVICEはスタジオレコーディングでは最後のL.P.です。当方初回限定盤の黄色バージョンを持ってます。S.E.T.の台詞がところどころ違います。

投稿: Y.M.O.カルト | 2016年3月 7日 (月) 19時13分

『MadMen』は細野氏が愛読していた諸星大二郎先生の怪奇漫画『マッドメン』にインスパイヤされた曲だそうです。
本来マッドメンのスペルは『Mad Men』ではなく『Mud Men』で、ニューギニアの原住民が祭祀で用いる泥で作った仮面を被った男の意味なんですが、校正ミスでMadになっちゃったとか。

投稿: | 2016年11月22日 (火) 21時00分

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